晩夏

揺れる船に響く誓いを

君といたすべての奇跡に、星降る夜と花束を

 

 

2020.12.31

 

今まで何度も何度もこのページを開いてはどうしようもない感情をぶつけようとして、上手くいかなくて、どうにか文章にまとめようとするのにどうしても手が止まってしまって、書きかけのページが溜まっていくばっかりで。

 

 

でも、それでも、今日だけは完成させなきゃいけない

 

そう思って、またこのページを開く

 

 

 

 

 

 

 

最早何から書けばいいのか分からないけれど

 

私がどんなに泣いて叫んでも今日で時間が止まってしまう。二年間という時間を与えてくれたのに、それなのに結局何も準備出来ないまま今を過ごしている。具体的に言うならばネトフリだって5×20だって嵐ジオだって、全部追えなくて足を止めてしまった。ごめんね。でもこうやってついていけなくなってしまった私のような存在でさえ、きっと彼らは救って抱きしめて連れてくれていってしまうんだ。ずるい、ずるいよ。そんな彼らのことを考えるたびに、ぐらぐらと脳が揺れる。身体の奥から名前のつけられない感情の波がどろどろに押し寄せて、混ざり合って空気に溶けて無くなっていく。

 

 

 

 

 

振り返れば、いつだってすぐ側に彼らの面影が浮かぶ

 

物心ついた時から私の周りを彩っていた歌声も

いつからか愛おしいと思うようになった五人が生み出す空気感も

彼ら一色に染まるキラキラした日々も

2年前 ひたすらに信じられなくて死ぬほど泣いた夜も

彼らの愛おしい姿を必死に追うようになった毎日も

 

ぜんぶぜんぶ、彼らがくれた

 

 

 

 

 

 

 

「嵐を宝箱に閉じ込めてしまいたい」その言葉がずっと私の中を彷徨う。翔ちゃんは自分の信念を曲げずに戦っていく人だから、自分の首を絞める作業に取り組むというのは今回が初めてなんじゃないかなあ、とぼんやり考えて、勝手に苦しい。彼がオトノハで紡いでくれる言葉はいつだってファンのコンパスを正してくれて、そんな強くてキラキラした文章の裏にはいつだって闇がちらつく。櫻井翔の筆跡で綴られた5×20の歌詞が何度も何度も苦しそうに藻搔き形を変えていく景色、一生忘れないとおもうよ。

 

 

活動を一旦止めるという選択に、いちばん反対したという彼。あなたのあったかい空気と笑顔に沢山の人が救われていること、みんなが知ってると思うよ。相葉ちゃんの存在が嵐という概念を柔らかく包み込んでくれている、ありがとう。ほんとうにありがとう。枠を引き継ぐというお仕事、きっと辛くて苦しいんだとおもう、けど、お願いだから守ってほしいって願う私は無責任なファンなのかな。世界中に嵐を巻き起こそうね。これは、これから先もずっと、勇気と希望をくれる言葉。

 

 

一見冷めているように見えるその瞳が、実は1番愛おしさを纏って四人を見つめていること。「何かあったら僕が四人を守る」そんなふうにいつも自分を引き算してしまうニノちゃんは、実は涙脆くて。それなのにどうしようもなく悲しい空気が流れる場でわざと戯けてみせてパッと明るい笑顔を生み出してしまうのは、本当に凄い才能。ありがとう。「おおのさんが悪者に見えてしまうのならそれは我々の責任です」最初に傷を背負おうとするニノちゃんを、守りたいって思っちゃう、何も出来ずに守ってもらってるばっかりの身なのにね。

 

 

「2020年が終わるまでは、個人の仕事について考えたくない。最後の最後まで嵐に尽くしたい」そんな考えを聞いた時、胸の奥がぎゅーって締め付けられてどうしようもなくなった。わたしは松潤がネトフリでこぼしていた「たとえ俺らがどんな関係性になったとしてもこの二年間はファンに感謝を伝える時間にしなくてはならない」という言葉がずっとずっと忘れられないよ。この二年間、濃い密度の時間をありがとう。あなたがつくる最後の日のショーケースが、ほんとうに楽しみで、ちょっと怖い。

 

 

おおのさん。この名前を打つだけで目頭がギュウって熱くなるんだよ。どうしようもなく愛おしい。貴方が四人に囲まれて目尻をこれでもかっていうほど垂らしてフニャフニャ笑う姿がせかいいち愛おしいんだよ。おおのさんの姿がどこにもない世界、ちょっとまだ想像できない。あなたの、自担の気持ちをいちばんに大切にしたいのに、どうしても受け入れられないの、ごめんね。でも貴方にはせかいいち幸せになって欲しい。多才で、自由が大好きで、なんでも満足したらすぐに辞めてしまうような貴方が、20年間もアイドルという自由の無い職業を続けてくれたこと。ほんとうに奇跡なんじゃないかな。踊る姿が好き。透き通る歌声が好き。ふわふわした髪の毛も、くるんってカールした髪先も、どうしようもない猫背も、全部全部愛おしいんだよ、伝わる?わたし、大野智というアイドルに出会えて、好きになれて、本当に良かった。

 

 

 

 

本当は、こんなありきたりな言葉の羅列で語りたくなんかなくて。こうやってひとりひとりへの気持ちを書き出してみてもイマイチしっくりこない。やっぱり私のこの感情は言語化に向いてないなあ、なんて思う。それでも今日は、今日だけは、この苦しさも愛おしさも全部全部残しておきたくて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嵐は、私の原点で頂点なんだよ

 

 

何回も書いてきたこの言葉は、私のお守り

 

 

 

今も沢山のジャニーズグループが好きだし、これから先も色んな人を知って好きになる。それでも、絶対にこの気持ちだけは揺るがない。どうしようもなく、愛おしい。嵐も、嵐が先輩からも後輩からも本当に沢山の人に愛されている景色も、嵐の生み出した文化が後輩へと受け継がれていく様子だって、全部がどうしようもなく愛おしくて、嬉しい。嵐、ほんとうにすごいよ。もう、何をどう言えばいいんだろう。書き出している今だってもうぐちゃぐちゃで、なにがどうなっているかわからない。ありきたりな言葉しか言えない自分が悔しい。こうしてる間にも、刻一刻と「最後の時間」は近づいてるというのに。

 

 

嵐と同じ時代に生まれて、同じ時間を過ごせて、本当に良かった

 

 

 

 

 

 

さて、This is ARASHIまで、のこり一時間。

 

まだまだ書きたいことは沢山あるけど、どうせ何時間費やしたってまとまりやしないこのページはここで一旦閉じようと思う。

 

 

彼らと、彼らの作る時間が、

世界でいちばん愛されますように。

 

 

「ありがとう 君といた すべての奇跡に」