晩夏

揺れる船に響く誓いを

自担が主演を務めた海外戯曲舞台『エドモン』を本場フランスまで観に行った話

 

スマホのカメラロールに収められたパリ旅行の最後の写真は、エッフェル塔の先端だった。それは空に向かって指を刺しているようにも見え、心なしが励まされて、僕は全てのパリの写真を見終えた。」__"できることならスティードで" 加藤シゲアキ Trip11 パリ p117より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリに行ってきたよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!(デカ声)

 

行ってきました。パリ。Bonjour。折角なのでジャニオタ in Paris を記録しようと思い、数億年ぶりにはてブを開いております。(ちなみに下書きの最奥にはTrackONE -IMPACT- の円盤感想が眠っている状態)(本当はAぇ全ツの感想ブログも出したい)(ハハハ…)

 

 

ブログタイトルを見ると まるで自担のために海を渡ったヤベー行動力オタクのような感じになっていますが、元々パリ行きを計画したのは去年の冬でした。

そして今年の1月12日午前3時、自担・加藤シゲアキくんの主演舞台『Edmond ~シラノ・ド・ベルジュラックを書いた男~』の情報が解禁されたのです。

 

 

 

ヤ!!!!!!信頼と実績のPARCO劇場作品様!!!!!舞台はおフランス!!!!!リアル作家のシゲアキくんに当てがわれたのはスランプ中の劇作家役!!!!!

 

 

こんなに素敵なことってあって良いんでしょうか……特段モダンボーイズの再演を日々願ってきた私にとって、同じPARCOテイストのバックステージ作品が自担に舞い込んで来たことは狂喜案件でした…… PARCO劇場に愛された男、加藤シゲアキ。𝓚𝓲𝓼𝓼…

この劇を知らない方向けに公式サイトからあらすじを引っ張っておきますね ⬇️

舞台は、1897年パリ。将来を嘱望されるも2年間という長いスランプに陥っている崖っぷちの劇作家エドモン・ロスタンに、突然舞い込んだ大きな仕事。その舞台の初日はまさかの3週間後!大御所俳優のむちゃぶり、親友との三角関係、主演女優のきまぐれ、プロデューサーからの鬼催促、完全なる資金不足、妻の嫉妬、あらゆるトラブルにみまわれながらも、なんとか書きはじめたのは、17世紀に実在した大きな鼻の剣豪詩人の話…『シラノ・ド・ベルジュラック』!

 『シラノ・ド・ベルジュラック』は、日本でも大正時代に『白野弁十郎』として翻案上演されるなど、初演から120年以上経た今もなお、世界中で上演され、ミュージカル化、映画化もされ愛され続けている舞台劇。今となっては珠玉の名作戯曲となった『シラノ・ド・ベルジュラック』が、3週間でいかにして「初演」の「初日」を迎えたのか、いま、その秘密が解き明かされます!

エドモン | PARCO STAGE -パルコステージ-エドモン | PARCO STAGE -パルコステージ-

 

 

う〜ん最高。現実世界で作家兼アイドルである加藤シゲアキくんがこのエドモンをどんな風に演じていくのか、楽しみじゃないわけがないです。は〜ん。

チャム on Twitter: "エドモン、左手薬指に指輪してるしスーツベストの衣装が最高だしベッドにドデーンって寝っ転がるかわいい姿とかグラマーな女の人に言い寄られてタジタジしてる姿とか奥さんに「君だけさ、愛してるよ」って言ってる姿とか親友レオとわちゃわちゃし合うオタク大好物構図とか、も〜てんこ盛りすぎる 涙" / Twitter

というわけで今年の4月は足繁く新国立劇場に通ったわけですが、ある公演日、開演前に何気なくパンフレットを読んでいるとある一文に気が付きます。

劇中に出てくるパレ=ロワイヤル劇場は2016年に本作『エドモン』が初演された記念すべき場所であり、同劇場にて本作が今年の3月から7月まで再演されている。

 

 

 

エッ❓❓❓❓❓

3月から7月……私がパリに行くのは6月……ま、間に合うな?私、向こうでエドモン……Edmond……観れる、な……観れる……観れるんだ⁉️⁉️⁉️⁉️

 

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というわけで観てきたのでその感想、ついでに旅行記録をツラツラ書いていこうと思います♪ フランスでジャニーズの紙チケ掲げたことあるヤツ、多分私しかおらん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず準備段階としてEdmondのチケットを取りたいわけですが、公式サイトを調べるとこの通り

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フランス語、分かんねえ〜!!!!!!(爆笑)

フランス語学科のフォロワーの助けを得てなんとか購入成功。やっぱり持つべきはフォロワーですね(?) ちなみに購入欄の『COUPE DE CHAMPAGNE』ってなんだと思います?『シャンパンは何杯飲む?』って聞いてきてるんです。エッ 観劇の前にシャンパン何杯飲む?とか聞かれるんだ…?とフォロワーと爆笑しました。流石のおフランスです。お値段はシャンパン付きで70€ (=約10850円) でした。ジャニーズの舞台チケットと比べたら割とリーズナブル。。。。

 

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そんなこんなで数々の現場をこなしていたらあっという間に出国日になっておりました✈️ (出国8時間前まで少年忍者が出ている舞台R&Jに行っていたせいでパッキングが超ギリ生き!)(KAT-TUN担なのでそれくらいで丁度良い)(?)

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行き17時間、帰り14時間くらいでした!行きの機内でジェシーに思いを馳せつつ映画版おさるのジョージを見始めたのですが、黄色い帽子のおじさんに地上波には居なかったはずのガールフレンドが登場しデカいEndless SHOCKを受けて中断。誰やねんお前。

・・・✈︎

到着後、とりあえずカフェへ。フランスってめちゃくちゃカフェが多いんですよ。コンビニより多い。犬も歩けばカフェに当たる。国民性〜。
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f:id:chamuest:20230625001827j:image外見も内装もどこもかしこも素敵すぎるー!!!カッコいいダンディ〜な黒人さん(差別用語ですかね…) が注文を取りに来てくれて、ムッシュ・オノレの店もこんな感じかなあ〜なんて思いました。ンフ。

『黒んぼ!それで終わりかねムッシュ。短すぎますな。本来ならこう言うべきでしょう。地理学者ならアフリカ系アンティル諸島クレオールの黒、画家なら暗めの黒、黒々とした黒。ひと口に黒と言っても色々ある。それなりの節度と品位、語彙力を身につけてきてもらわないと……この店で飲みたいんだろう?ブラックを!!!!!』

ブラック(コーヒー)を注文した客が店員オノレ(黒人)の肌の色を馬鹿にし、それに対してオノレが言い返す時の台詞です。ここ大好き。

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f:id:chamuest:20230625001830j:image今旅の旅行メンツです♪ちなみに松村北斗さんも連れてきたんですけど鞄から取り出し忘れてしまい1枚も写っていません。ここでも不憫にして申し訳ない。後ろにボヤボヤと見えるのは凱旋門、そしてシャンゼリゼ通りになります。

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だが、ひとつだけハッキリした。お高くとまったコメディフランセーズとは、金輪際おさらばだ!!!!!』(エドモン)

あのクラレティとコクランが怒鳴り合いを繰り広げたComédie-Française〜!この前に広がる広場でフランス人が優雅に踊っていました。素敵。

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『ああ、神様、今僕に彼女のそばへ行く勇気をお与えください。』(ヴィンセント・ゴッホ)

正門くんが主演を務めた舞台「ヴィンセント・イン・ブリクストン」の台詞の一節です。フランスの舞台ではありませんでしたが、正門くんが演じたゴッホの自画像は、ここオルセー美術館に展示してあります。え〜もしかしてパリって染色コンビのための土地なのでは〜…?(やかましいよ)

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f:id:chamuest:20230625001837j:imageシゲアキくんが "心なしか励まされた" というエッフェル塔。夜は一段と綺麗。ちなみにここ、あのラウール先生がインスタに載せていたエッフェル塔の写真と同じ場所で撮影したものです。勿論私もラウール先生と同じポーズで撮影する事を試みましたが、、、、、、、、、。愚行でしたね。(涙)

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次の日。

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「ひとつ思い出したのは、大聖堂は左右対称の正面よりも後ろから見た姿の方が個人的には印象が強かったことだ。フライングバットレスと呼ばれるアーチ型の梁の曲線と、奥にそびえる尖塔のバランスがシャープで好きだった。」____"できることならスティードで" Trit12 パリ p174

現在修復中のノートルダム大聖堂🥲シゲアキくんも言ってたけど、カトリック教徒でもないのにこれを目の前にすると不思議と心が痛むのはなんでなんだろう。来年には工事が終わるらしいので、改めて尖塔まで見てみたいな。

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そして…そして…

 

 

 

 

そして!!!!きました!!!!!!!!!!念願の!!!!!ムーランルージュ!!!!!!

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エドモン『大体この場所は何!?ローズにこんな店だなんて言ってない!!!』

踊り子『bonsoir♡』

レオ『bonsoirお嬢さん♡』

エドモン『ハァ〜〜これはマズイよぉ…(踊り子の谷間を凝視しながら)』

実際はこんなに派手な外装なので入る前にここがソウイウ店だってエドモンが気づかないワケないです。


f:id:chamuest:20230625001844j:image入り口にクソ強面のゴツデカい黒服がウジャウジャいました。ジャニ現場の比になりません(比べないで。) ちなみに入り口の荷物検査で持ってたクッキー全部没収されました。なんでなの???

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踊り子『何がいい?』

エドモン『帰りたい😩』

レオ『俺はマグナムを』

エドモン『俺はハーブティーを……僕お酒は飲めないんだ!!!』

会場内〜!ドリンクのみのコースとお食事付きのコースがありました。エドモン達はドリンクのみのコースだったのかな…?(当時と今じゃ当然仕組みも違うでしょうが) 実際私含め会場内の卓はお酒が飲めないひと以外全員ほぼ強制でシャンパン1人1ハーフボトル入ってました♡暗黙のルールっぽいです♡(ヤバー!) マグナムの卓もあったので上記の会話はかなり現実的ということになります。でもこの後ジャンヌ達にも別でドリンクの注文聞いてたってことは、レオ、1人でマグナム飲み干す気だったのかな。酒豪❓

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ジャンヌ『あたし演劇だ〜いすき!でもジャクリーヌは私の好きなもの全部つまらないっていうの、詩とか韻文とか。』

エドモン『あれ?もしかしてロマンチスト?』

ジャンヌ『ウィ!生まれるのが半世紀遅かったの…』

フレンチカンカン等のショー自体は撮影禁止だったんですけど、も〜とにかく、本当に、マジで、凄かったです。なんてったって演出がもう、

ダンス!歌!ムービングステージ!ローラースケート!フライング!炎!水!ジャニオタが興奮しないわけないだろうがーーーーーーーーーーーッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!(感想、ソレ?)

ヤ〜〜〜ッもう本当に、エンタメの元祖って、私が大好きなものの始まりってここに詰まってるんだ…になって泣きそうになりました。途中デッケー水槽に女の人が飛び込んだりそこに紙吹雪が舞ったりして、夢恋桜 Japonica style__?桜は散るのではなく舞うのです___に…(ジャニオタ魂) ローラースケート出てきたとき興奮し過ぎて持っていないはずのペンライト宙高く振り上げちゃったもんね。猪狩蒼弥さんにもムーランルージュ来て欲しいよ〜!(思想) まぁジャニーズの元祖はムーランルージュではなくウエストサイドストーリーですが、、、、

エドモンの劇中に出てくる「🎶テ〜テ〜ンテテテテテ〜テ〜テテテテテ〜テ〜テテテテツテテテテテテテ」のフレンチカンカンの曲(伝わる?) は、実際に1番の代表曲で大トリを飾る楽曲となっていました。もう、圧巻!!!!!!!!!出来る限りの例えで表すなら宝塚とジャニーズのコンサートとSHOCKを足して5倍にした感じ…知らんけど…

ムーランルージュ、思えば正門くんが出演したNHKの特別ドラマ『アイドル』にも深く関わる場所なんですよね。日本初のアイドル明日待子が生まれたのは "ムーランルージュ新宿座" 。今の日本にアイドル文化が浸透しているのも、元を辿ればここが原点なのかもしれません。ハァ……………………

 

 

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さて、別日には隣国ベルギー🇧🇪のブリュッセルに足を運んだりもしました。

f:id:chamuest:20230625024814j:imageブリュッセルの目玉・グランプラス!シゲアキくんがサクレクール寺院の前でうっかり知らない男にミサンガを結ばれて売りつけられそうになったとスティードで言っていましたが、私はここでうっかり知らない女に薔薇を渡されて売りつけられそうになりました。海外あるあるトラブルですね😌

f:id:chamuest:20230625024825j:image世界五大がっかり観光地のひとつであるしょんべん小僧と大晴くんです。ビバちぇってしょんべん小僧好きそうだよね、クソガキコンビ。(悪口?)
f:id:chamuest:20230625024833j:image名物ベルギーワッフル!作間く〜ん!夢の国だよ〜!
f:id:chamuest:20230625024818j:imageビアバーで👍🏻してくれたイケイケ兄やん。何かひとつ日本語教えてって言われたから「イケメン!イットミーンズ ユアー!」って言っといた👍🏻
f:id:chamuest:20230625024830j:imageなんとこれで300円〜!ベルギービールやべー!!!馬鹿でかいの分かるかな、比較用にアクリルスタンドを添えました。た、大晴くん一緒にベルギーでビール飲み歩きしよ〜〜〜〜!
f:id:chamuest:20230625024822j:imageシュールリアリズムで有名なマグリットの美術館です。作間龍斗ってさ、マグリット(概念)だよね。コレ分かってくれるオタク全員友達です。私とハグしよう。あ、中丸雄一(概念)だろ!?!?というオタクがいれば、𝓚𝓲𝓼𝓼____

 

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そしてそして大本題

f:id:chamuest:20230625030731j:imageTheater Palais-Royal!

キャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!

f:id:chamuest:20230625030811j:image入り口です。ここでQRコードを黒服に見せて入場します(言い方どうにかして。)ちなみに私は今回最前席をゲットしました♡ンフ…
f:id:chamuest:20230625030727j:image日本では開演まで幕が下りていますが、なんと!フランスでは客入れの時点で既に役者が板付き&普通に雑談や発声練習をしています!日本じゃあり得ない光景で本〜当にビックリしました。どうやらブロードウェイなんかでもよくある光景らしいです。ワォ。日本版エドモンを見てる人ならこの写真の誰が誰役か何となく分かるんじゃないですかね……🤔
f:id:chamuest:20230625030724j:image内装です。マァ〜〜豪華!本当凄い。隣の席のひとに『コンニチハ!』って言われてニッコリ。フランス人じゃないの私だけだったんじゃないかな。(そりゃあ普通は全編フランス語の演劇をフランス語圏外の人が見たって理解出来るわけがないので…)(普通はね…)
f:id:chamuest:20230625030751j:image夢中になって写真を撮ってたらジャンヌ役の方がカメラ目線で✌️してくれました。ェッッッッッッッ確定ファンサって事でいい!?!?!?かわい〜〜😩

 

というわけでEdmond本家verを観劇したのですが、結論から言うと隅から隅までほぼ全て、

構成もセリフも動作も全部日本版と一緒でした!!!!!!!!!!

シゲアキくん達もパンフレットで『フランス版の舞台の映像を繰り返し見ると〜』と言っているし、なんならソラシゲ(加藤シゲアキのラジオ)でも映画版よりフランスの舞台版の映像に寄せているって話してた記憶があったので、かなり似ているだろうな〜とは思っていたんですけど。ここまで全部一緒だと思ってなかったです。だとしたら日本版の再現度が高過ぎる………!!!本当、まんま、です。ムッシュオノレの語りから始まって…サラの遠国の姫君の歌も…バルコニーのシーンも…なんなら各キャストの役の掛け持ち具合まで一緒でした…私、ジャンヌ役の人がジャンヌとして出てくるまでの各シーンのモブキャラとしての立ち回りを追うのが好きだったんですけど、それも全〜部一緒で、もう感動です。だってあれですよ、イスダン行きの馬車がガタンゴトン揺れるのを演技で見せるあの演出も、ジャンヌの部屋の前でエドモンが植木に隠れる動作も、そのあとジャンヌとレオが会話するシーンの立ち回り一挙手一投足も、「ウィ!」の数まで、全部同じなんですよ。日本人とフランス人じゃ振る舞いのスピードも違うし、ましてや翻訳劇なのでそもそも台詞の抑揚や幅が違うのに、全く一緒に見えたんです。日本版チームの緻密な研究と練習量が透けて見えてきます。ヤバくないですか………………

例えばコクランの息子・ジャンが下手くそな歌を歌うシーン。フランス語の「下手な歌」ってこうなるんだな、という抑揚のチグハグ加減だったのですが、これを踏まえると日本版のジャンのあの "下手さの出力" の理由がよく分かります。

あとエドモンとレオが声を合わせて『ジョルジュ…🤦🏻🤦🏻』って言うシーン、抑揚も動作も肩の落とし方も日本版と全く一緒で可愛くってつい笑ってしまいました。それとムーランルージュでキョドキョドしてるエドモンの座り方が内股なのも一緒。(笑)

あと夫婦の会話のシーン。

「ごめん、ちょっと一人にしてもらえないかな?madame…」「これは失礼致しました!こちら書斎の扉はお閉めいたしましょうか?」「ああ s'il vous plaît」「ハーブティーは如何?」「Non merci!」

ここ、日本版エドモンも公演を重ねるごとに "フランス人" の濃度が増していって大好きだったんですけど、流石は本場フランス。本家のフランス語には勝てねえなと思いました。流暢なフランス語で織りなされるこの茶番会話、超、良かったです………

それと、なんといっても、あの、フランス版エドモンもなんか可愛いんですよ〜〜〜〜(涙)(涙)(ここ重要)(涙)もう私個人の印象の話にはなってしまうんですけど、その役者の素性どころか名前さえ知らない私でさえ可愛い…と思ってしまいました。一体なんなんですかね。エドモン役に可愛い役者を当てているのか、エドモンを演じると可愛さが抽出されやすいのか。。。。

でもレオがバルコニーから転落した時に両手上げてワーーーッッッ✋😫🤚💦って駆け寄るシーンと、ローズが床にばら撒いたジャンヌからの手紙をかき集める時にエドモンのかわいいお尻🍑が客席に向けられるシーンは日本版エドモンのオリジナルだということが分かりました。はい。あとローズを劇場から追い出す時の猫パンチとか、アレも、全部、シゲモンオリジナル…フッフフフフフフフフフ…(退場!)

あと逆にシラノ本番中にロクサーヌ役がマリアであるとアンジュに上手く嘘つけた時のエドモンとレオのグータッチ→肘を平行に引いてニヤっとする くだりなんかはフランス版では無くって、映画版のみの演出を日本版が引っ張ってきたんだな〜…とか、構成台詞が全く一緒なぶん違いが分かりやすく見えて挙げ出したらキリが無いです。これだから演劇って面白い!環境、役者、観客によって、同じ戯曲なのに違くなる、んです。何万回でも見られる……

ちなみに皆さん大好き『ジャンヌ!ジャンヌ!ジャンヌ!好きだ!好きだ!好きだ!』、フランス語だと『Jan'nu! Jan'nu! Jan'nu!  je t'aime! je t'aime! je t'aime!』になっていました。本場のジュテーム、激アツ〜!𝓔𝓭𝓶𝓸𝓷𝓭  𝓳𝓮 𝓽'𝓪𝓲𝓶𝓮_______  

 

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最後に。たまたま立ち寄った駅で偶然出会えた『エドモン・ロスタン広場』です。広場の名前に使われるなんて、やっぱりフランスでは有名な人なんだ、エドモン……!と強く実感出来て良かったです。いつか日本にも加藤シゲアキ広場を作るか〜私が。(ん?)

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これにてフランス旅行記&本場エドモン観劇感想、おしまいです!ここまで読んでくださった方、ありがとうございました〜!merci!街中も国民性もとっても素敵な国だったなー!!!も〜フランスにジャニーズさえいれば即移住するのに〜〜!(←これだから、、、)

 

さて、来春の加藤シゲアキ×PARCO劇場は一体どんなのが来るのかな…♡楽しみですね♡au revoir!